この目薬で、ものもらい(麦粒腫)は治りますか?
【有効成分】
パンテノール*0.1%
ビタミンB6*0.05%
L-アスパラギン酸カリウム*1%
グリチルリチン酸ニカリウム*0.1%
クロルフェニラミンマレイン酸塩*0.01%
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム*0.1%
ネオスチグミンメチル硫酸塩*0.005%
塩酸テトラヒドロゾリン*0.01%
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ちなみに
新V・ロートEX
という目薬です。
どうでしょうか…。
ダメです!悪化するからやめて!!
ちゃんと『抗菌目薬』を使わないと悪化します。
普通の目薬の有効成分が、ものもらいの栄養になって目やに等が増えますよ。
って、ドラッグストアの薬剤師に言われました。
確かに悪化します(+_+)
やめてね。
結論から申し上げると治りません。点眼に際して悪化させる恐れもあります。またものもらい(麦粒腫)に関しても自己診断の域をでません。抗生物質の内服、点眼液が必要なので眼科を受診される事をお勧め致します。該当する疾病は下記の通りです。
麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
麦粒腫とは、俗に言う「ものもらい・めばちこ」です。瞼の縁や内側に、細菌が感染して起こる急性化膿性炎症で、「外麦粒腫」睫毛の毛穴に存在する脂腺や汗腺に起こるものと「内麦粒腫」まぶたにあるマイボーム腺(脂腺の一種)に起こるものがあります。初めは瞼の局所に赤みが出現し、軽度の痛みや痒みを伴います。「まばたきをすると目が痛い」と気が付くことが多いようです。炎症が悪化すると、赤み・腫れ・痛みが強くなります。炎症箇所が膿を持つこともあり、化膿が進むと、腫れた部分が自壊し膿が出ることがあります。膿が出てしまえば、その後症状は自然に軽快していきます。 ほとんどがブドウ球菌感染ですので、症状に合わせた抗生物質の点眼薬、症状が重い場合は、内服薬や軟膏などが処方されます。早めに受診すれば、これらの薬で細菌の働きが弱められ、白い膿点が出る前に治ることが多いです。すでに膿点ができているときは、膿点を細い針先で突いて膿を出すと痛みが和らぎ、治っていきます。
霰粒腫(さんりゅうしゅ)
霰粒腫は、瞼にある目に脂を分泌する瞼板腺が詰まり、慢性的に炎症を起こし肉芽腫という塊ができる病気です。後述の麦粒腫と混同されやすく、ものもらいと呼ばれることもありますが、医学的にはまったく別の病気です。医学的にはまったく別の病気です。まぶたの中にコロコロとしたしこりができ、瞼に触ると、クリクリと動きます。しかし、しこりが細菌感染して、急性炎症を起こす場合もあり、これを急性霰粒腫と呼びます。すると麦粒腫と同じく、瞼が赤く腫れて、痛みを伴います。しこりが小さければ、そのままにしておいても問題ありませんが、しこりが大きくなると、不快感だけでなく、外見上の問題も出てきます。腫瘤が大きい場合は、眼科医で副腎皮質ステロイド薬を腫瘤に注射したり、瞼の裏から瞼板腺を切開して、たまった内容物を出す手術を簡単にしてもらえます。急性炎症を起こした場合は、麦粒腫と同じく、抗生物質による薬物治療を行います。
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