ビタミンCだけを意識しても、抗酸化は期待出来ませんか?
抗酸化作用がある物の中では、ビタミンCはぜひ意識するべきものです。
ビタミンCを食事で意識するだけでも、ビタミンCが活性酸素を退治してくれます。
活性酸素を退治してくれる物の1番手がビタミンCです。
ビタミンCが不足すると老化が早まります。活性酸素が細胞を錆びつかせるからです。
若い人でも、細胞の老化は起こります。
抗酸化作用のある物の1番手がビタミンCで、2番手がビタミンEです。
以下、ご参考にされてください。
体の中には、血漿(けっしょう)など『水の多い場所』と、脂質組織や脳など『脂質の多い場所』があります。
水が多い場所にも、脂質が多い場所にも、活性酸素は発生します。
そこで、水溶性であるビタミンCは、水の多い場所で活性酸素を退治します。
脂溶性であるビタミンEは、脂質の多い場所で活性酸素を退治します。
もし、サプリメントでビタミンC・ビタミンEをとるならば、時間は食後すぐがよいです。毎食後であればベストです。できなければ、朝・晩の食後で大丈夫です。
空腹時では、ビタミンC・ビタミンEともに、極端に吸収率が下がります。
また、多くの物質(食べ物)に「抗酸化作用」があることが分かっています。
ビタミンC→『みかん・トマト・柿・いちご・ブロッコリー・カリフラワー・レモン・キウイフルーツ・ピーマン』
ビタミンE→『ひまわり油・サラダ油・アーモンド・落花生・すじこ・たらこ・ブロッコリー・芽キャベツ・ほうれん草・モロヘイヤ・西洋カボチャ・キウイフルーツ・かぶの葉・アボガド・小麦胚芽』
ビタミンB1→『豚ロース肉・鶏レバー・ウナギのかば焼き・大豆・ごま・玄米・むぎ・そば・さけ』
ビタミンB2→『豚レバー・牛レバー・鶏卵・いわし・ずわいがに・干しシイタケ・納豆・ごま・チーズ』
ビタミンB6→『鶏レバー・豚レバー・鶏むね肉・鶏ささみ・さけ・まぐろ・いわし・かつお・さんま・にんにく・バナナ』
ビタミンK→『ブロッコリー・レタス・キャベツ・ほうれん草・だいこん葉・ヨーグルト』
セレン→『かつお・いわし・あじ・わかさぎ・牡蠣・あさり・わかめ・昆布・そば・鶏むね肉・マカロニ・小麦胚芽・リンゴ酢・バター・牛乳・チーズ・玉ねぎ』
マンガン→『玄米・高野豆腐・大豆・ごま・アーモンド・しじみ・しょうが・モロヘイヤ・ほうれん草・れんこん・シナモン・干しずいき・玉露・青のり』
鉄→『レバー・牛ひれ肉・ひじき・のり・あさり・しじみ・きなこ・油揚げ・納豆・ほうれん草』
亜鉛→『牡蠣・たらばがに・するめ・鶏卵・そら豆・大豆・高野豆腐・納豆・玄米・とうもろこし・ごま・アーモンド・チーズ』
銅→『するめ・干しエビ・牡蠣・ずわいがに・いくら・ジャガイモ・サツマイモ・たけのこ・大豆・カシューナッツ・アーモンド・くるみ』
クエン酸→『ミカンなどのかんきつ類・梅干し・桃・パイナップル・いちご・メロン・キウイフルーツ・西洋梨』
α‐カロテン(カロチンとも言います)→『緑黄色野菜』
β‐カロテン→『緑黄色野菜』
γ‐カロテン→『α‐カロテン、β‐カロテンの前駆体』
リコピン→『トマト』
ルテイン→『とうもろこし』
ザアキサンチン→『オレンジ・マンゴー』
カプサイシン→『唐辛子』
フコキサンチン→『ワカメなどの海藻類』
アスタキサンチン→『さけ・いくら』
イソフラボン→『大豆製品』
フラボノール→『レタス・ブロッコリー・そば・にら・大根』
フラバノン→『レモン』
アントシアニン→『ブルーベリー・ナスの皮』
フラバノール→『緑茶・紅茶・ココアーカテキンのこと』
クロロゲン酸系→『コーヒー』
リグナン系→『ごま』
クルクミン→『うこん』
コエンザイムQ10
ポリフェノールとは、イソフラボン・フラボノール・フラバノン・アントシアニン・フラバノールのことです。
セレンは、ビタミンEと協力して、過酸化脂質を作らせないようにします。その働きは、ビタミンEだけの時より強力です。
とり過ぎると、体に悪影響があるものもありますので、偏食はしないようにされください。ミネラルは特にとり過ぎに注意が必要です。セレン、マンガン、鉄、亜鉛、銅などです。
ご参考になれば、嬉しいことです。
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