2012年3月23日金曜日

ビタミンCだけを意識しても、抗酸化は期待出来ませんか?

ビタミンCだけを意識しても、抗酸化は期待出来ませんか?







抗酸化作用がある物の中では、ビタミンCはぜひ意識するべきものです。

ビタミンCを食事で意識するだけでも、ビタミンCが活性酸素を退治してくれます。

活性酸素を退治してくれる物の1番手がビタミンCです。



ビタミンCが不足すると老化が早まります。活性酸素が細胞を錆びつかせるからです。

若い人でも、細胞の老化は起こります。



抗酸化作用のある物の1番手がビタミンCで、2番手がビタミンEです。



以下、ご参考にされてください。



体の中には、血漿(けっしょう)など『水の多い場所』と、脂質組織や脳など『脂質の多い場所』があります。



水が多い場所にも、脂質が多い場所にも、活性酸素は発生します。

そこで、水溶性であるビタミンCは、水の多い場所で活性酸素を退治します。

脂溶性であるビタミンEは、脂質の多い場所で活性酸素を退治します。



もし、サプリメントでビタミンC・ビタミンEをとるならば、時間は食後すぐがよいです。毎食後であればベストです。できなければ、朝・晩の食後で大丈夫です。

空腹時では、ビタミンC・ビタミンEともに、極端に吸収率が下がります。



また、多くの物質(食べ物)に「抗酸化作用」があることが分かっています。



ビタミンC→『みかん・トマト・柿・いちご・ブロッコリー・カリフラワー・レモン・キウイフルーツ・ピーマン』



ビタミンE→『ひまわり油・サラダ油・アーモンド・落花生・すじこ・たらこ・ブロッコリー・芽キャベツ・ほうれん草・モロヘイヤ・西洋カボチャ・キウイフルーツ・かぶの葉・アボガド・小麦胚芽』



ビタミンB1→『豚ロース肉・鶏レバー・ウナギのかば焼き・大豆・ごま・玄米・むぎ・そば・さけ』



ビタミンB2→『豚レバー・牛レバー・鶏卵・いわし・ずわいがに・干しシイタケ・納豆・ごま・チーズ』



ビタミンB6→『鶏レバー・豚レバー・鶏むね肉・鶏ささみ・さけ・まぐろ・いわし・かつお・さんま・にんにく・バナナ』



ビタミンK→『ブロッコリー・レタス・キャベツ・ほうれん草・だいこん葉・ヨーグルト』



セレン→『かつお・いわし・あじ・わかさぎ・牡蠣・あさり・わかめ・昆布・そば・鶏むね肉・マカロニ・小麦胚芽・リンゴ酢・バター・牛乳・チーズ・玉ねぎ』



マンガン→『玄米・高野豆腐・大豆・ごま・アーモンド・しじみ・しょうが・モロヘイヤ・ほうれん草・れんこん・シナモン・干しずいき・玉露・青のり』



鉄→『レバー・牛ひれ肉・ひじき・のり・あさり・しじみ・きなこ・油揚げ・納豆・ほうれん草』



亜鉛→『牡蠣・たらばがに・するめ・鶏卵・そら豆・大豆・高野豆腐・納豆・玄米・とうもろこし・ごま・アーモンド・チーズ』



銅→『するめ・干しエビ・牡蠣・ずわいがに・いくら・ジャガイモ・サツマイモ・たけのこ・大豆・カシューナッツ・アーモンド・くるみ』



クエン酸→『ミカンなどのかんきつ類・梅干し・桃・パイナップル・いちご・メロン・キウイフルーツ・西洋梨』



α‐カロテン(カロチンとも言います)→『緑黄色野菜』



β‐カロテン→『緑黄色野菜』



γ‐カロテン→『α‐カロテン、β‐カロテンの前駆体』



リコピン→『トマト』



ルテイン→『とうもろこし』



ザアキサンチン→『オレンジ・マンゴー』



カプサイシン→『唐辛子』



フコキサンチン→『ワカメなどの海藻類』



アスタキサンチン→『さけ・いくら』



イソフラボン→『大豆製品』



フラボノール→『レタス・ブロッコリー・そば・にら・大根』



フラバノン→『レモン』



アントシアニン→『ブルーベリー・ナスの皮』



フラバノール→『緑茶・紅茶・ココアーカテキンのこと』



クロロゲン酸系→『コーヒー』



リグナン系→『ごま』



クルクミン→『うこん』



コエンザイムQ10



ポリフェノールとは、イソフラボン・フラボノール・フラバノン・アントシアニン・フラバノールのことです。



セレンは、ビタミンEと協力して、過酸化脂質を作らせないようにします。その働きは、ビタミンEだけの時より強力です。



とり過ぎると、体に悪影響があるものもありますので、偏食はしないようにされください。ミネラルは特にとり過ぎに注意が必要です。セレン、マンガン、鉄、亜鉛、銅などです。



ご参考になれば、嬉しいことです。

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