2012年3月20日火曜日

熱飽和溶液ってなんですか??

熱飽和溶液ってなんですか??

ビタミンB6散の熱飽和溶液を作りたいんですが、

熱飽和溶液の意味がよくわかりません。



B6散の熱飽和溶液を作る条件として、

溶媒:水(5ml)

温度:約60℃





どなたか教えて頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します。







まず、飽和溶液とはある温度で、もうこれ以上溶けられなくなった状態の溶液のことです。



熱飽和溶液とは

通常、常温では飽和状態のため溶けきれないものでも、加熱することで溶けきってしまった状態の溶液のこと。

よく食塩の結晶を得るのに使う方法です。

食塩を加熱した水に溶かし、常温まで冷却すると、その温度では溶けきれない食塩が出てくるため、結晶として析出します。ちなみに食塩の場合20度で100g中26.8gの食塩量がが飽和濃度で、それ以上の食塩は溶けません。

しかし、温度を60度まで上げると、27.05gまで溶けるようになります。



加熱し、常温でも溶けないものを溶かし込んだ溶液を熱飽和溶液といいます。

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